ソラマメブログ

2020年12月05日

ハルのダンスノート 7 ショーダンスにする

*** 7 ショーダンスにする ***

 マクロが組めればショーダンスができるわけではありません。
 お客様に見ていただくためには、他にも「見せる」工夫が必要です。

1. ショーダンスにするまで

 1.1. メンバー募集
  複数のダンサーで踊る場合、メンバーがいります。
  ダンスが好きな知り合いがたくさんいれば苦労しないかもしれませんが、リハーサルなども含め付き合ってくれる人は貴重です。
  自分で別アバターを用意すればいいようなものですが、見栄えのするアバターにするだけでも大変です。
  何より本番で着替えがあったりすると、ダンスの操作がおろそかになってしまう恐れもありますからね。
 
 1.2. 音出し
  主催者の方で音出ししてくださる場合は、音源を渡します。
  自分で出せれば一番かも。
  音出ししてくれる人を探さなければいけない場合もあります。
  いずれにしても、例えばリハーサルなどで必要があるかもしれないので、自分でもできるといいと思います。

 1.3. 舞台装置
  舞台装置は購入する場合と自作する場合があります。

  1.3.1. 購入する
   自作が難しいものが販売されていることがあります。
   購入する場合は、編集やコピーが可能かどうかを確認しておきましょう。
   編集可でないとHUDで動かすようなことができませんし、サイズの調整もできません。
   
  1.3.2. 自作する
   人によっては装置がメイン、ていうくらい素晴らしい舞台を作る場合もあります。
   メンバーの誰かが作る場合は、ダンスのイメージに合うようにする意思疎通をしっかりする必要があります。
   私の場合、装置と言ってもただの「箱」を舞台にすることも多いです。
   箱すらなくて、海や空などをバックに何もないところで踊ることもあります。
   クラブのショーケースなどでは、季節の舞台が用意されていることもあります。
   自作する場合の「編集」については次の「8 編集とノートカード」で透かし書きます。
 
 1.4. 照明
  SLの照明はRLの照明とはずいぶん違います。
  例えば市販のスポットライトを買えばかっこいいので、雰囲気出ます。
  でも器具自体が光を出すわけではありません。
  光だけなら自分で作れます。
  「8 編集とノートカード」で触れますね。

 1.5. 広報
  主催者の指示で行う場合もあります。
  自分でするなら、ブログやポスター作りですね。

 1.6. リハーサル
  出演してくれる人もぶっつけ本番では不安です。
  メンバーと時間調整し、衣装合わせやリハーサルをします。
  出てくれる人は踊るだけだと退屈なものなので、なるべく本番に近いところまでダンスを作っておくことを心がけましょう。
  本番の会場でリハーサルできrない場合は、特に入念に手順を確認しておきます。

 1.7. Rezzer (レザー)
  本番会場に装置を置きっぱなしにできない場合があります。
  一瞬で装置一式をRezさせたり、撤去したりするためのデバイスがRezzerです。
  私は使っていませんが、たいていのダンサーが持っていると思います。

 1.8. 連絡調整
  一番気を使うのが、主催者やメンバーとの連絡調整です。
  メンバーに本番の動きなどを理解してもらうにはノートカードなどで分かりやすく情報を提供できるといいと思います。

 1.9. 衣装
  衣装は自分で作ったり誰かに作ってもらうということもありますが、たいてい各ダンサーが持っているものを使うか購入するかですね。
  
  1.9.1. 持っているものを使う
   各ダンサーにお任せすれば、新たな支出はありません。
   メンバーの中にはおしゃれで衣装持ちの人もいるかもしれません。
   各自着たい衣装があるかもしれませんし、工夫もしてくれるので、期待以上のステキなものを選んでくれるかも。
   例えば、色だけ指定するとかね^^

  1.9.2. 購入する
   衣装に統一性を持たせるためには、新たに購入する場合が多いです。
   舞台衣装として見映えすればするほど、普段は着れない(><)のが多いので、各自買ってもらうのは申し訳ない気がします。
   MaHaでは、おソロにするときはMarketplaceから送るか、代金払って買ってもらうようにしています。
   メンバーの中には「衣装選ぶのが楽しい!」ていう人もいるので、相談しながら決めていくといいと思います。
   定番の物を決めておけば出費は少なくて済みますが、出演者からすればいろいろ着たいと思うのは当然なので、バランスですね。

   衣装のお店、私よりずっと詳しい人が多いと思いますが、少し。
   色変えできる衣装は統一感と変化を調整できるので重宝します。
   案外少ないので、気に留めておくといいかな、と思います。
   またあまり知られていませんが、Meli Imakoというお店はお値打ちなフルパーの衣装がたくさんあります。
   FITMESHは少ないですが、おソロにするのに配布できるのと、色などの加工もできるので、時々使います。

  このあと、衣装やアバターについて書いておきます。

2. アバターと衣装  

 衣装はじめ、ダンサーの見た目は音楽選び、ダンス組み、舞台装置作りと並んでショーには重要な要素です。

 2.1. アバター
  ダンサーの体形は、各自自分の好みで作っていると思うので、私は特に気にすることはありません。
  個性があった方がおもしろいしね^^
  ただ、カップルダンスでは身長差がありすぎるとかなり不自然になります。
  また背の高い人がいる場合、足が埋まるといけないので、ボールの高さや該当する人のホバーなどで調整します。
  背の低い人は足が埋まることはないですが、足の位置は高くなります。
  一般的に観客は舞台を斜め上から見ているので、足の位置が高い人は後ろに、低い人は前に立っているように見えます。
  シンクロで揃えたい場合、気になる場合があるかもしれません。

  ロボットやファーリー、骸骨などで踊る場合もあります。
  体形が違うと骨の構造も違うので、おもしろい効果が出る場合もあります。
  
 2.2. 服
  2.2.1. フィットメッシュ
   最近の衣類はほとんどこれですね。
   新しいものは体によく追従して、中身(w)が見えることも少なくなりました。   
  
  2.2.2. メッシュ
   メッシュにもいろいろあります。
   デザインはステキでもボディの調整では補えないようなものもあるので、デモで確認しましょう。

  2.2.3. フレクシ・プリム
   メッシュ以前のプリムは少なくなりました。
   でもフレクシにはメッシュにはない特性があります。
   メッシュはダンサーの動きに合わせてよく「しなり」ますが、「なびく」ことはありません。
   ガウンなどの長いドレスでは、裾の動きが気になりますよね。
   上手にプリムが使ってあるものがもっと出てくれるといいな、と思っています。

  2.2.4. アプライヤー
   服を「着る」のではなく、ボディに「貼り付ける」ようにするものです。
   レイヤーの古い商品をメッシュ・ボディでも使えるようにしたものなどがあります。
   ベリーダンスなどで使うシルクにはアプライヤーを使ったきれいな衣装がたくさんあります。 

  2.2.5. レイヤー
   今ではほとんどなくなったレガシー・ボディ用の衣装ですが、捨てがたいものもあります。

 2.3. 髪
  服と同様、メッシュ全盛ですね。
  服と違うのは、プリムの髪でもメッシュと同じように使えることです。
  私は今でも「揺れる」髪が好きで、使うのはほとんどプリムです。
  メッシュの髪はなびきませんが、スクリプトで動くものもあります。

 2.4. フィジクス
  いわゆる「乳揺れ」です。
  つけるならメッシュ・ボディ対応のものでないと効果がないと思います。
  



Posted by マハル at 14:20│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。